ヨガインストラクターとして活動している人で、独立開業を考えている人はたくさんいるのではないでしょうか?しかし、教室を借りてするには、まだまだ生徒さんが足りない、、、。そんなお悩みを持つ方におすすめなのがオンラインを使ったクラス配信です。動画配信アプリを上手に使いこなして今すぐオンラインクラスを始めたいとお考えの方に、ヨガ教室を自宅で開業しちゃうために必要な事やメリット・デメリットについてご紹介しちゃいます。
目次
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ヨガを教えるのはスタジオレッスンだけじゃない?自宅開業のススメ
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自宅でヨガを教えるために必要なことは?
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自宅でヨガレッスンのメリット・デメリット
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ヨガを自宅から配信!オンラインヨガおすすめアプリ5選
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まとめ
ヨガを教えるのはスタジオレッスンだけじゃない?自宅開業のススメ
ヨガの練習回数が増え、日常生活の一部としてヨガが身についてくると、次の目指すのは全米ヨガアライアンス(RYT)や有名ヨガスタジオ認定のインストラクター養成講座などの民間資格ではないでしょうか。ヨガの資格を取得できると、インストラクターとして人に教えることができるようになります。
ヨガ発祥のインドでは、一人の師匠についてヨガの教えを習うのが風習で、必ずしも資格を取得していなければ人に教えてはいけないということもありません。人に教えることで自身のヨガを深めることもあります。しかし、ヨガを人に教えるためには、ヨガの知識は必要です。特にヨガスタジオでインストラクターになるには、スタジオにもよりますが認定資格を持っていることやオーディションを突破しなければならないなどいろいろと制約があります。もちろん、スタジオインストラクターになれば、たくさんの生徒に教えることができますし、自分の担当クラスを受け持つことができます。
すでにインストラクターとして活動している人やこれからインストラクターを目指す人で、少ない人数でいいから自分が思うようにヨガを人に伝えていきたい、教えていきたいという人におすすめなのが、自宅でのヨガレッスンです。
自宅でヨガを教えるために必要なことは?
ヨガクラスを自宅で開業するために一番重要なのは、ヨガマットを敷く『スペースを確保すること』です。自分と生徒、最低でも2名でヨガができるスペースを考えると、6畳ほどの部屋の確保が必要です。ヨガの流派やポーズにもよりますが、手を横に広げても相手にぶつからない程度の十分なスペースがあると良いでしょう。
他には、ヨガをするための道具の準備として、ヨガマット、ヨガブロック、ブランケットなどがあるとベストです。
ヨガスタジオのような設備や道具を準備するのはなかなか難しいですが、まずはスペースとヨガマットさえあれば人に教えることはできます。
自宅でヨガレッスンのメリット・デメリット
自宅でヨガレッスンをするにあたって、メリット・デメリットをまとめてみました。
自宅でヨガレッスンをするメリット
・スタジオ代がかからない
・オーディションを受けなくても自分でクラスを持つことができる
・マンツーマンなど少人数にじっくりヨガを教えることができる
自宅でヨガレッスンをするデメリット
・ヨガをするためのスペースの確保が必要
・常に部屋を綺麗に保ち、生活感が出ないようにしなければいけない
・自宅と仕事場を分けることができない。オンオフの切り替えがしにくい
ヨガを自宅から配信!オンラインヨガおすすめアプリ5選
自宅でのヨガクラスの開業で、ネックになるのが「スペースの確保」ではないでしょうか。人を呼んでレッスンを行なうほどのスペースがない、という人におすすめなのがオンラインでのヨガレッスンです。
オンラインヨガのメリット
・自宅に人を呼ばなくてもできる
・生徒が遠方にいても教えることができる
・生徒がヨガをするスペースのことを考えなくても良い(自分がヨガをするスペースあれば良い)
など、気軽に人にヨガを教えられることです。
ここで、ヨガレッスンを自宅から配信ができるおすすめのアプリをご紹介します。
1. Zoom
ヨガレッスンのオンライン配信で一番使われているのが「Zoom」です。個人はもちろん、大手ヨガスタジオや著名なヨガインストラクターも「Zoom」を使っているほど、その使い勝手はバツグンです。IDとパスワードで入室が可能になるので、クラス料金を支払った人だけが参加できるようにすることもできます。画面表示を「スピーカービュー」に切り替えれば講師をメイン画面にすることができますし、「ギャラリービュー」にすれば参加者全員のポーズの確認ができるので便利です。
2. LINE
メッセージのやりとりや通話で日常使いをしている人も多い「LINE」でも、ヨガレッスンを教えることが可能です。複数人の人たちとビデオ通話ができる「グループ通話」機能を使えば、手軽にやりとりができます。通信料はかかりますが、長時間のやりとりが可能なのでじっくりとヨガを教えたいという人向きのアプリです。すでに友達登録している人たちとすぐにヨガレッスンが始められるところもポイントです。
3. Facebook messenger
実名性が高く、ビジネスユースとしても人気のSNS「Facebook」のメッセージ機能「Facebook messenger」では、ビデオチャットを使ってヨガレッスンを行なうことができます。クラスの告知や自身のヨガライフを投稿すれば、より多くの人に自分の活動を知ってもらうことができるので、教えたくても人が集まらないという悩みもなく、ヨガに興味のある人を集めてヨガレッスンができます。
4. Instagram
写真を好きなように加工して投稿できるSNS「Instagram」では、ストーリーズに搭載されているライブ機能を使ってヨガレッスンの配信をすることができます。相互通話はできませんが、チャット機能で相手とやりとりすることができるので、自分のヨガポーズやプログラムをオシャレに見せたいという人におすすめ。フォロワーが多い人ほど閲覧者数や評価も高くなるので、レッスンモチベーションも上がります。
5. YouTube
毎日動画を閲覧している人も多い「YouTube」で、ヨガレッスンの動画配信にチャレンジしてみるのもおすすめ。ヨガのレッスン動画から著名になったインストラクターもいるので、ポーズの参考にしているという人も多いのではないでしょうか。検索もしやすく、ジャンルで閲覧している人も多いので、ファンがつきやすいのも特徴です。チャンネル登録者数が一定数増えると、ライブ配信をすることもできるので、リアルタイムにヨガレッスンを配信することもできます。
まとめ
最近では、有名ヨガインストラクターがさまざまな方法でオンラインレッスンを行なっている様子が増えてきています。スタジオレッスンは設備や環境は整っていますが、自分らしいレッスンを行なうのが難しい面もあります。その点、オンラインでのヨガレッスンの配信はツールを上手に使えば、自宅からでもお金をかけずに、ヨガを教えることができます。また、遠方に住んでいる人、仕事や子育てでスタジオに通えないという人にもヨガを伝えることができるのもオンラインヨガレッスンの良いところでもあります。
すでにヨガインストラクターとして活動している人で、今後もスタジオでヨガを教えていくべきか悩んでいる人も多いはず。とはいえ、自分でスタジオを独立開業するには資金もかかり、ハードルが高すぎるのが現状です。まずは、自宅からオンラインでヨガレッスンを配信するところから始めてみるのもおすすめです。今回ご紹介したオンライン配信アプリを上手に使って、自分らしいヨガレッスンを配信してみてはいかがでしょうか?