目次
- ネイルサロンを開業するなら開業届けを出そう
- 開業届けの提出手順について
- ネイルサロンを開業するときの準備とは
- ネイルサロン開業のまとめ
ネイルサロンを開業するなら開業届けを出そう
ネイルサロンを副業で行っており、仕事が上手くいっているならネイルサロンの開業を考えるかもしれません。ネイルサロンの開業を行うなら、店舗の選択や資金調達など、いろいろな準備を行う必要がありますが、開業届けを出すことも大事です。
ネイルサロンを開業するときには開業届けを出すことで本格的に仕事を行うことができますが、「どのように開業届けを出せばいいの?」と疑問に思う人もいるはずです。開業届けの出し方や記載方法などについて紹介します。
開業届けの提出手順について
開業届けを出すときは税務署に行くことで申請することができます。開業届けの申請には「開業届け」と「青色申告承認申請書」を出すことができます。どのような手順で書類の執筆を行えるのか紹介します。
税務署に開業届けを行う
ネイルサロンの仕事を行うためには税務署に開業届を行う必要があります。そのため、ネイルサロンにの開業届けをしたいなら税務署に行き開業届けの申請書に記載していきましょう。
開業届の際に記載する内容は自分の名前や仕事場所など一般的な内容となります。もし、記載で分からないところがあっても税務署で記載するなら、質問しながら書くことができるので心配いりません。
開業届けを出したなら同時に青色申告書についても質問しておくと良いです。青色申告は確定申告の時に記載する書類で白色申告書とは記載方法に違いがあります。
税務署に行ったときは開業届と青色申告の書類について、分からないことを質問しておきましょう。
保健所への美容登録は不要
ネイルサロンのお店を開業するときに「保健所に美容登録する必要はあるの?」と疑問を感じる人もいるはずです。ネイルサロンの場合はレンタルサロンや自宅サロンなどお店の形態を問わず、保健所への登録は必要ありません。
保険所への美容登録は必要ないため、施設に関して保険所の基準を満たす必要はなく、店舗として出すときに自由がききます。自宅でも店舗でも自分の好きな方を選ぶことができるので、店舗選びに注意することはありません。
ネイルサロンを開業するときの準備とは
ネイルサロンを開業するときは準備をしておく必要があります。どのような準備を行うこ
とができるのか以下の点をご覧ください。
ネイルサロンの屋号を決める
開業する前にネイルサロンの屋号を決める必要があります。開業するときに、ネイルサロンであると分かる屋号であれば、多くの人に「このお店はネイルサロン」と認知してもらうことができます。
もし、屋号がネイルサロンと関係のない屋号であれば、認知してもらうことは難しくなるので、ネイルサロンのコンセプトに合った屋号を考えておくようにしてください。
ネイルサロンのロゴを決める
ネイルサロンのロゴも決めておきましょう。宣伝用のホームページやFacebookなどを作成するときはロゴがあると便利です。ロゴがあることで宣伝としての効果が上がり、自分のネイルサロンの内容を強く印象付けることができます。
ロゴはお店の雰囲気や印象に関係してくるので自分で作成するよりも、デザイナーを利用して作成することも1つの良い案となります。
ネイルサロンの名刺作り
ネイルサロンの名刺を作ることも考えておくべきです。ネイルサロンを知り合いの人や来店してもらったお客さんに宣伝するときに、名刺は大きな効果をもたらしてくれます。名刺を作るときには名前や連絡先ホームページのURLを載せておくことができます。
また、仕事に関係するもの以外に自分の趣味や出身地、好きな食べ物など自分についての紹介文などを書いておくと、顧客の方に親近感を持ってもらうことができます。名刺作りは普通の名刺作りでも良いですが、一工夫した名刺を作ると良い宣伝効果につながります。
ネイルサロンのホームページを作成
ネイルサロンを開業する前にお店のホームページを作成することも大事です。ホームページを作成することで、ネットから自分のネイルサロンの宣伝を行うことができます。
ホームページに載せる内容としては自分のプロフィールやネイルサロンの内容、メニュー、所在地などを載せておくと、ネイルを考えている人に興味を持ってもらうことができ、自分のお店に来店してもらえる可能性が高くなります。
そのため、ホームページの作成はどのように内容を作成するのが大事です。ホームページの内容で最新のネイル内容やお店の雰囲気が分かる写真などを挿入しておくと、ホームページの効果はさらに向上するので、ホームページの作成方法もこだわっておくと良いです。
ネイルサロンを開業する際に注意しておくこと
ネイルサロンを開業するときには注意しておくことがあります。開業のときに注意を怠ると経営が上手くいかず直ぐに廃業してしまうことになります。どのような点に注意できるのか以下の点をご覧ください。
立地条件と集客方法を確認
ネイルサロンの開業をするときに立地条件を確認しておくことも大事です。ネイルサロンがお店として入りづらい場所、また目立たない場所であれば宣伝をしても集客がうまくいかないこともあります。
自宅でネイルサロンを開業するなら、立地を選ぶことができないので、開業する前にどのようにネイルサロンとして認知してもらえるか集客対策を考える必要があります。自宅であれば家の前にお店の看板を出すなど、ネイルサロンとして理解できる目標を置いておくと、お店をアピールしておくことが大事です。
SNSやホームページを作成して集客したとしても、お店が分かりづらいなら来店してもらえる可能性が低いので、お店をと分かる看板や広告を出すなどの工夫も考えておくのが良いです。
開業資金を確認
ネイルの仕事で開業して個人事業主となるなら、ネイル開業のための資金を確認しておくことが大事です。開業となれば副業としてネイルをしていたときよりも、資金がかかるようになり、資金の計算をしておくことが大事です。
開業でかかる資金としては、ネイル資材や内装費があります。ネイル資材も開業して本格的に行うなら、さらに仕入れることが必要になるはずです。そのときにネイルの資材仕入れの費用をどのように賄うのか計算しておくことが大事です。
卸問屋などを利用すれば材料を安く仕入れることができますが、質にこだわるなら高い出費を払って,
ネイル資材を仕入れることもできます。その点については自分の資金を考慮して決定しましょう。
また、ネイルのための椅子やテーブルなども増やそうと思うなら、新たな内装費が必要になることもあります。お店にソファーを置いたりカーテンや玄関マットもサロンらしくしようとするなら資金が必要になります。
ネイルの内装や資材の仕入れは、開業前は費用がかかるので計算しておくことが大事です。
ネイルサロン開業のまとめ
ネイルサロンを開業するのは、税務署に行き開業届けの資料に記載するだけなので、難しくはありません。しかし、開業する前にいろいろな準備があるので、開業届けを出す前に事前に準備しておくことが大事です。
しっかり準備することができれば、ネイルサロンの仕事も計画通りに行いやすくなります。ぜひ、事前にの準備を考慮してください。